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広美
ヨガの生徒さんからお味噌作りを習いました。
昔、1人でお味噌を作ったことがあり、その時は黙々とした作業で終わったのですが、今回はワイワイ楽しくできて、「作る」というより「一緒に育てる」という感じで、空間や雰囲気も味の内ということが良くわかりました。
台所ではなく教室での実習でしたので、簡単にできるよう工夫していただきました。
その時のお味噌作りについてまとめましたので、ご覧ください。
お味噌の効用
お味噌作り(麦みそ)
材料(仕上り2㎏)
- 乾燥大豆…670g(今回はすでに蒸した状態の大豆を使用しました)
- 麦こうじ…660g
- 塩…200g(約10%)

広美
材料がシンプルです!
無添加は手作りの良いところです。
作り方
- 大きめのたらいやボールをアルコール消毒します。
すべらないようにタオル等を下にひきます。

- 厚めのビニール袋に入れた蒸し大豆を押しつぶします。つぶせばつぶす程、きめ細かくなります。お好みで。
※蒸し大豆が冷たい場合は温めてからつぶします。

広美
教室ではホットカーペットの上に置き、ひざ掛けをかけてヨガをしている90分間温めた後、つぶしました^^
大豆そのものが美味しい! つぶしている最中もいい香り♪
- 麦こうじに塩を入れて、手でこすり合わせるようによく揉みます(塩切り)。
最初サラサラしていますが、段々しっとりしてきて馴染んできます。
- つぶした大豆と塩切りした麦こうじを混ぜて、すりつぶしながらこねます。
- 大豆と麦こうじが混ざって、耳たぶくらいの硬さになったらお団子を作ります。
- アルコール消毒した容器に味噌団子を1段入れて空気を残さないように手でしっかりと押し付けます。2段めも同じようにして、最後の段までしっかりと押し付けます。

- 縁に沿って塩をかけ、ぴったりとラップをかけて蓋をして、1日なじませます。

- 全体量の約3分の1程度の重石を乗せます。
※ビニール袋に塩を入れたものを重石の代用にすることもできます。

- 仕込んだ日付と名前を記入して、容器に貼ります。直射日光の当たらない、風通しのよい涼しい場所に置きます。味見をして3~6ケ月くらいから食べることができます。
※2ケ月くらいは触らない方が良いです。


広美
これまでの工程を楽しくお味噌と対話しながら作りました。同じ材料で作っても、人によって味が変化するそうです。
作った時の雰囲気、気分、作り手の常在菌、保管場所の環境で変わるそうです。
まるでお味噌にも五感があるみたいに呼吸し成長してるのですね。
そう思うと愛おしいですし、出来上がりがとても楽しみです。
いつからかお味噌は買うものになりましたが、手作りすることで、食べ物への感謝が深まりました。
名前は「あやひめ」にしました。
味噌作りを教えてくれた方のお名前から頂戴しました。
美味しくなーれ♪
このようなイベントにご興味のある方はご連絡下さい。
また出来上がりましたら結果も報告しますね^^
材料購入先
糀を使った教室やカフェの運営もされています。
糀屋 雨風
糀屋 雨風 | 手作り糀・味噌・どぶろく
糀屋雨風は糀、麹、味噌、甘酒、どぶろく(お酒)/こうじを使った発酵食品を手作りしている製造販売の老舗です。創業元禄二年
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