
概要
眼の浄化法。
6部門に分類されたシャットカルマ(6種類の浄化法)のうちの1つ。
浄化法は内臓や組織を形成している細胞の適応能力の幅を広げ、反射反応への閾値を変化させる異なる反射神経をコントロールすることで、心理的・生理的なバランスの維持に貢献します。
古典テキストのハタプラディビカーに掲載されています。
テクニック
- 部屋を暗くしてキャンドルに火を灯し、目より少し低い位置にセットします。
- キャンドルから1.5フィート(片腕の長さ)の位置に瞑想姿勢で座ります。
- 目を閉じてスタートします。
- ふいごの呼吸法(カパーラ・バーティ)120回(1分)※
- ブラフマ・ムドラ1セット(首の運動)
- 片鼻の呼吸法(アヌローマ・ヴィローマ)3ラウンド
- ブラフマ・ムドラ1セット(首の運動)
- 目を開けて火の色や形を確かめるようにキャンドルを凝視します。
- なるべく瞬きしないように目を開けておきます。瞬きをしてしまったら一度目を閉じてまた凝視します。

- 涙がでたら目を閉じて1分間眉間に集中しながらキャンドルの残像を見ます。
- 屍のポーズ(シャバ・アーサナ)10分。この時も眉間に集中します。
- 起きて座り終了。

広美
※ふいごの呼吸法(カパーラ・バーティ)はご自身にあった回数を1分間行います。
時間
週に1回、早朝の暗い時間帯がベスト
効果
- 目に関連する病気のすべてを取り除く
- 視力の向上
- 視覚機能の強化
- 集中力を高める
- 「今」にとどまる
まとめ
眼の浄化法ですが、瞑想に近い状態になりますので、心が安定し頭も休まります。
キャンドルの残像は人それぞれですので後でシェアの時間を取ると良いと思います。
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