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概要
ダヌルは弓という意味で、胴体と両ももは弓を、両手とひざ下は弦を現します。古典テキストのハタプラディビカー、ゲーランダサンヒターに掲載されており、QCI(インド品質向上委員会)が推奨していて知名度の高いアーサナです。ハラ・アーサ(鋤のポーズ)と組み合わせて行うと、ハラ・アーサの効果をいっそう高めます。呼吸と動作を合わせるアーサナです。
テクニック
- 両手足をそろえてうつ伏せになり、あごを床につけます。
- 膝を曲げて足首をつかみます(足の甲でもOK)

- 軽く息を吸い、息を保持した状態で頭、胸、太ももを持ち上げます(急激な動きは避けます)

- 快適に保持してゆっくりと下ろし、息を吐きます。

ポイント ・肘は伸ばしましょう。
・両足をつかめない場合は片足ずつ練習しましょう。
・初心者の方は膝を開いて行うと、反りやすいです↓

禁忌:高血圧症、心臓の弱ってる時、脊椎炎のある時
効果
- 脊椎を柔軟にする
- 腹部の内蔵機能を高める。脂肪を取り除く。
- 肺活量を増やす。喘息に良い。
- 便秘や生理不順に良い
- おへそのチャクラ(第3チャクラ)を刺激する
- アーユルヴェーダによるピッタ性(火)の疾患に有効(胃十二指腸疾患、肝・胆・脾疾患、皮膚病など)
教室風景
ブジャンガ・アーサナやアルダ・シャラバ・アーサナを練習してから行うと、スムーズに行えます。更に猫背の方は肩や肩甲骨が広がりにくいので、ほぐす動作や、マツヤ・アーサナ、スプタ・ヴァジラ・アーサナなども取り入れましょう。ダヌル・アーサナはハラ・アーサと反対の動きをするので、脊柱管神経がより刺激され相乗効果があります。組み合わせて行いましょう。
まとめ(補足)
アーユルヴェーダは「生命の科学」という意味で、ヨガとは車の車輪のような関係です。
アーユルヴェーダは心と体を癒す科学であり、ヨガは本当の自分を知る科学として関わり合い、発達してきました。アーユルヴェーダには生命エネルギーの種類をさす3つのドーシャがあり、3つのバランスが取れていれば健康であるとされます。それぞれに属性、体質、性格 などの特徴がありますが、例えば今回ダヌル・アーサナの効果で出てきたピッタ性(火)の性格だけをピックアップすると、「情熱的でチャレンジ精神、好奇心旺盛。一方で完璧主義で怒りっぽく、見栄っ張りなところあり」です。このような傾向が自分に現れたらダヌル・アーサナをするとバランスが取れる、というこになります。
ヨガはチャクラやアーユルヴェーダなどの側面からもアプローチできるので面白いです^^



コメント
分かりやすくて、読みやすいブログですね。
ヨガのポーズ一つ一つに意味があるんですね。
また見に来ます!
コメントありがとうございます^^
読んでいただいて嬉しいです。
これからも読んでいただけるようにがんばりまーす♡