
概要
ウディヤーナは「腹部」、バンダは「締め付ける、結ぶ」という意味です。
バンダはバンド(ベルトのこと)が語源と言われています。
プラーナーヤーマ(呼吸法)の前準備としてのクリヤー(浄化法)として用います。
また、消化器系、循環器系、呼吸器系、泌尿器系、神経系などの機能を高め、健康を維持するのに貢献します。
テクニック
- 両足を離して直立するか、仰向けになって立膝になります。
- 直立の場合は膝の上に手を置き、仰向けの場合は肋骨の一番高い所に手のひらを乗せます。
背中を丸めないで下さい 手のひらで肋骨、指先で腹部を感じます
- 完全に息を吐き出して、息を止めたまま肋骨を持ち上げ、更に腹部を窪ませます。そのままリラックスした状態で保持します。
- 息が苦しくなったら肋骨を下げて、ゆっくりと息を吸って緩めて下さい。
- 直立している場合は膝から手を離して垂直に戻ります。
- 3~5回繰り返します。(初心者)
効果
- プラーナーヤーマの前準備として有効。
- 消化器系、循環器系、呼吸器系、泌尿器系、神経系などの機能を高め、健康を維持するのに貢献します。
- 腹部と胸部の血液循環を促進し、内臓の働きを改善します。
- 便秘を解消します。

教室風景
教室ではほとんどの場合、やりやすい仰向けで練習します。最初からすぐできる人は少ないですので、根気よく練習しましょう。
カパーラ・バーティの練習をしてからウディヤーナ・バンダを行うとお腹の可動域が広がります。
まとめ(一言)
肋骨が浮き出るまで腹部を窪ませますので、ビジュアルが特徴的で、驚かれることも多いのですが、内臓への刺激が確実にあり、特に腸への刺激には即効性があります。
起床後、空腹の状態で水(塩、レモン汁少々入り)をたくさん飲んでからウディヤーナ・バンダをすると便秘知らずになります。
たくさんお便りがあると嬉しいですよね^^
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